
クリーンアップ活動
〇 ゴミを当たり前の景色にしない
道端に投げ捨てられている多くのゴミに、あなたは気づいていますかー。
かく言う私にとっても、つい最近までゴミは景色の一部であり、気に留めるよう存在ではありませんでした。
ある日、思いつきで始めたゴミ拾い。この日を境に世界が一変します。
あちこちに転がる、ゴミの数々。ペットボトル、空き缶、ビニール袋、弁当の器、たばこの吸い殻・・・。私たちは、この異様な光景を当たり前の景色にしてはいけないと考えます。
何より、子供たちの未来のために。

〇 海はいわきのシンボル
私たちいわき市民にとって、海は生活そのものであり、アイデンティティであると言っても過言ではないでしょう。そんな海が汚れていて良いはずがありません。

〇 私たちに出来ること
誇りの持てる景観、次世代に胸を張れる自然を残すために、まず「正しく捨てる」ことが大切であると考えます。「ポイ捨てはいけない」という考えが隅々に行き渡るだけで、未来は大きく変わるでしょう。

〇 海洋プラスチック問題
正しく捨てられなかったゴミの行き先は「海」です。特にプラスチックゴミは、海に住む生き物が飲み込んだり、絡まったりして傷つき、その多くが命を落しています。また、波や紫外線の影響により5㎜以下に細かくなったものをマイクロプラスチックと呼びますが、数百年にわたって自然界に残り、それらを飲み込んだ魚を通じて人の口に入るという懸念が示されています(WWF)。

〇 海に流出するのは実に800万トン
途方もない年月、海に漂うプラスチックごみ。
その流出量は年間800万トンと言われています。ジャンボジェット機換算で5万機相当とも(WWF)。
一度海に流出してしまったゴミを回収するのは至難の業です。いかに流出させないか。次世代へのバトンをつなぐ我々の責任はとても重いと思います。

〇 さあ、あなたも拾ってみませんか?
近年、ゴミを拾う人が増えています。これは、環境への意識が高まっていることが背景にあるだけでなく、ごみ拾いは楽しい活動であることが大きな理由ではないでしょうか。「社会貢献の実感が持てる」「いい運動になる」「宝探しをしてる感覚」「街がきれいになって心もスッキリ」など、ごみ拾いの面白さにハマる人が増えているようです。
また、いわき市では「クリンピー応援隊」というボランティア応援制度があります。ごみ袋、マジックハンド、軍手など様々なアイテムが支給され、拾ったごみを家庭ごみと一緒に捨てられる制度です(詳細は市のホームページをご覧ください)。
あなたの趣味に「ごみ拾い」という選択肢を加えてみませんか?
※今後いわきの海岸の清掃活動などを行っていく予定です。

代表の吉野の活動をアップしております
(※代表の個人的な投稿もございます)
